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カウンセラーの職業倫理 当方は、以下の「カウンセラーとしての職業倫理」を厳守して活動しています。 ■専門家としての能力向上の責任 どんな職業でもそうかもしれませんが、カウンセラーの仕事をしているとスキルに上限なんてないんだということを思い知ら されます。 相談者さんに気持ちよく話してもらえるような「傾聴」に関する技法や様々な心の病に関する知識や対処方法、相談者さんの 話を共感的に理解するための人生経験など、学ぶべきことはたくさんあります。 中でも縁が深いのは、臨床心理学、各種心理学、カウンセリング技法などでしょうか。 とにかく、どんな知識であれ、無駄になることはないと思って、色々と学ぶべきです。 例えば、心の病である「○○症」を抱えた方は、カウンセラーである僕は、当然「○○症」のことは知っているという前提で お話になります。 カウンセリングというのは生き物であるかのようなところがあって、その「○○症」についてタイムリーにあいずちがうてた りしないと、そのカウンセリング自体が「死んで」しまうことがあるのです。 その時になって初めて「○○症」という病名を聞き、カウンセリングが終わってから調べるというのでは、プロとして失格な のです。 必要な知識は、病気の知識とは限りません。 昨年、サッカーのWカップが開かれ、ドイツ代表のエシル選手をめぐり人種差別の問題があったことをご存知の方もいらっ しゃるかと思いますが、これは、決して遠い外国の話ではなく、白人の恋人を持つ日本人にとっては非常に身近で切実な問題 であったりします。 相談者が、そのエシル選手のことを引きあいに出して、異国の恋人を持ったがゆえの自身の悩みを打ち明けた時、僕がエシル 選手の話を知らなければ、相談者はがっかりしてしまうようなことがあるのです。 だから、お堅い学問の知識はもちろんですが、幅広く様々な知識を身につけ、ひとつでも、自分の「引き出し」を増やしてお くことは、とても大事なのです。 仮にも、僕たちはお金を払ってもらい、相談者さんのお話を「お聴き」しているのです。 プロとして、「能力向上の責任」は重要であることは、おわかり頂けるかと思います。 僕も、2018年は20〜30冊の本を読んで勉強しましたし、これは今後も続けていこうと思っています。 ■守秘義務 「守秘義務」とは・・・・・わかりますよね。 相談者さんが、当方ヘ来て、お話になった内容を他に漏らしてはいけないということです。 これは、法律で定められているということのみならず、相談者さんとの信頼関係を築く上でも重要なことであり、当方でも厳 密に遵守しています。 僕もカウンセリング内容については、友達、家族その他、一切他人には話しません。 これは、刑法134条に定められていることでもあり、もし違反した場合には、6ヶ月以下の懲役または10万円以下の罰金 に処せられることになっています。 「6ヶ月以下の懲役または10万円以下の罰金」と聞くと軽い感じがするかもしれませんが、刑事的責任を問われる他、民事 の対象ともなり、司法の場に訴えられる(慰謝料を請求される)可能性もある重い義務です。 但し、何事にも例外というのはあるもので、守秘義務にも例外はあります。 それは、「通報義務」が「守秘義務」を上回ると考えられる場合です。 具体的には、以下ような場合には守秘義務の例外になると考えられます。 @児童虐待 A生命・身体の危機 B法令違反 当方では、まだ、このような例外に遭遇した事はありませんが、もし不幸にして、遭遇してしまった場合には、児童相談所や 警察などの関連当局に通報義務を負うことになります。 この例外事項は、ほとんどの相談者さんには関係のないことであり、ご相談内容を当方が漏らすことはないので(秘密厳 守)、安心していらしてくださればと思います。 なお、当方では、カウンセリング内容を電子的に記録することも行っておりません。 万が一、僕のPCがウィルスに感染して、PC内のデータが流出するようなことがあっても、そもそもデータがPC内にあり ませんから、秘密は守られるようになっています。 また、最後のカウンセリングから1年を経過した相談者さんの記録はシュレッダーにかけて処分しています。 これは、秘密漏洩を防ぐためには、そもそも必要の無いデータや資料を保持しないという考え方を徹底しているためです。 ■二重関係の禁止 二重関係(多重関係とも言うようです)の禁止について書きたいと思います。 これは、簡単にいうと、カウンセラーは相談者さんと友人関係や恋人関係を結んではいけないというものです。 なぜかというと、カウンセラーが相談者さんと友人や恋人になってしまうと、相談者さんの心理に微妙な変化が生じ、本音が 話せなくなってしまったりするからです。 そもそも、カウンセラーと相談者さんというのは、かなり特殊な関係です。 カウンセラーに守秘義務(次回詳細記述予定)があることもひとつの要因だと思いますが、何よりも「カウンセリングルー ム」という特殊な「場」の力が働き、相談者さんは、普通なら友人にも話さないようなことをカウンセラーには話たりしま す。 それが、友人や恋人となると「嫌われたらどうしよう?」とか、色々な雑念が生じ、全てを打ち明けることができなくなって しまうことがあるのです。 また、カウンセリングを終えた後も、この二重関係の禁止は続くものとされています。 だから、例え、どんな美人が僕のカウンセリングルームにいらっしゃったとしても、食事やデートに誘ったりしてはいけない のです。 まぁ、そんなことをやったら、職業倫理違反にとどまらず、セクハラで訴えられたりするかもしれませんが。 しかし、相談者さん側は、そんな事は知りませんから、たまに、相談者さんが、僕との距離を縮めようとしてくることがあり ます。 僕に、カウンセリングと直接関係のないLINEメッセージを送ってきたりする方がたまにいらっしゃいます。 そんな時は、僕は、「業務的」に対応することにしています。 変に思わせぶりな対応は取らないことにしています。 すると、その相談者さんは、当方から離れていってしまう、つまりカウンセリングに来なくなってしまうということが起こり ます。 実際にそういうことがありました。 きっと、その相談者さんたちは、僕のことを「冷たいカウンセラーだ」と思ったことでしょうが、それは職業倫理上、やむを 得ずやっていることなのです。 |
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